「稲刈り体験」を開催しました
水の科学館では、10月13日(日)に稲刈り体験を開催しました。
水の科学館は、お米づくりを通して熊本地域の地下水を育むため、くまもと地下水
財団が実施する「水田オーナー制度」に参加しています。
今回は田植え稲刈り体験に応募された方々で、6月8日(土)に田植えをしており、その
お米を収穫するものでした。
水田オーナー制度地下水かん養量証明書によりますと、水の科学館の水田(455㎡)
で「2,775㎥」が地下水となっています(令和5年6月~9月の期間)。
ところで、皆さん稲刈りは雨が降るとできないことをご存じですか?
稲が雨や朝露でぬれた状態で稲刈りを行うと、乾燥に時間がかかり、米の質が下がる
からだそうです。
稲刈り体験当日は、さわやかな風が吹く晴天で絶好の稲刈り日和となりました。
稲刈りを始める前に、農家さんより鎌での刈り方や刈った後の稲の積み方を習い、早速
稲刈りスタート!
腰の高さ以上に育った稲を、最初は慣れない手つきでしたが、段々と上手に刈れるよう
になりました。田植えから4か月でこんなに大きく育つものかと関心しました。
皆さん稲刈りは初体験だったらしく、お子さんが真剣に稲刈りするところを写真におさ
められておりました。また、カエルなどの生き物を見つけ、捕まえて楽しむお子さんも
見られました。鎌では全部収穫できず、刈り残った稲はコンバインで収穫しました。
農家さんのご好意でコンバイン乗車体験もさせていただき、子どもたちも大喜びでした。
収穫したお米は後日精米して、参加者に配布する予定です。自分の手で田植えや稲刈り
をして穫れたお米は、どんな味がするのでしょうか?
最後に、お米を作る農家さんの苦労や水田かん養による地下水保全について、少しでも
学んでいただけたら開催の意味があったものと思います。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!