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清正公像
大正14年(1925年)3月に「上水道通水」「市電開通」「第23連隊移転」の熊本市三大事業の完成を記念して開催された博覧会「国産共進会」の会場中央に設けられた大噴水塔の上に設置してあった清正公の塑像です。終了後ここに移転したもので、その後昭和59年(1984)に樹脂による修復が行われました。 この塑像は、当時熊本中学(現熊本高校)の教諭であった甲斐青萍(せいひょう)氏の手による原図に基づき、熊本県ゆかりの著名な彫刻家であった松原象(しょう)雲(うん)氏が丹精を込め四ヶ月を費やし塑彫した傑作で、清正公が熊本の地で治水土木を指揮した雄姿を模したものと伝えられています。