2019年08月17日
水の科学館では、8月11日(日)に第2回水環境総合講座を開催しました。
今回は、熊本県環境生活部環境局環境立県推進課の林葵参事を講師にお招きし、「くまもと・みんなの川と海」をテーマに私たちの身近にある水にまつわるお話をしていただきました。
夏休み期間中ということもあり、参加者には小学生など子どもさんも多く見受けられましたが、世界の海水と淡水の割合等をペットボトルに色水を入れて表すなど、分かりやすいように工夫されていました。
講話では、近年問題となっている地下水汚染や、赤潮のメカニズムとその対策などについて説明されたほか、熊本県や市が取り組んでいる水環境保全活動なども紹介されました。
また、家庭から排水される、お米のとぎ汁や牛乳、醤油などを使ってそれぞれの汚れを判別するため、COD(化学的酸素要求量)パックテストを各自で行い、汚れの度合とそれらをきれいにするためにどれだけたくさんの水が必要かも知ることができました。
今回の講座を通して、環境問題を身近なものとしてとらえ、親子で話し合う機会になれば幸いです。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。