2019年12月20日
水の科学館では、12月15日(日)に科学の祭典~わくわくディスカバリー~を開催しました。
これは、熊本高等専門学校の先生や生徒さんのご協力により科学実験や工作教室を行ったもので、具体的には、科学戦隊「タイケンジャー」による楽しい実験ショーや、ロボコン部によるロボットコンテストで受賞したロボットの動作を解説しながら技の披露をしていただきました。
また、実験ショーの中ではタイケンジャーによるショーだけでなく、「虹色の水を作る実験」と題し、赤や青、黄色などに着色してある酸性やアルカリ性の水が準備され、それに水溶液を加えて中和する中和反応(酸と塩基を混ぜると互いの性質を打ち消し合う反応のこと)の実演もありました。
小さいお子さんも瞬時に色が変わるのを見て少しは興味を持ってくれたかもしれません。
それから、水の実験室では、空中に立体的に絵が描ける3Dペンの体験やぷにぷにして気持ちいいスライムづくりのほか、ラテックス(ゴムノキの樹皮に傷をつけるとにじみ出る乳白色で粘性のある液体)とクエン酸を混ぜてつくるスーパーボールもどきの工作教室が行われました。
その際は、参加者の一人ひとりに生徒さんが付いて優しく丁寧に作り方を教えてもらえ、完成すると参加者はみんな嬉しそうに自分の作品を持って帰られました。
当日は天候にも恵まれ、たくさんの方々にご来館いただきました。
ご参加いただいた皆さん、そして、ご協力いただいた熊本高等専門学校の皆さん、本当にありがとうございました。