2020年09月19日
水の科学館では、新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら9月12日(土)に「せん水かん」の工作教室を開催しました。
材料はペットボトル・輪ゴム・発泡トレー・番線・油性ペンなど身近にあるものを使いました。
作り方は、まず、ペットボトルのフタに穴をあけ、動力源となる輪ゴムの一端をつなぐ番線でつくった金具を取り付けます。次にペットボトルの底にも穴をあけ、スクリュー(輪ゴムのもう一方をつなぐ金具のあるもの)を取り付けます。それから両方の金具に輪ゴムを引っ掛け、外れないようにペンチで固定します。
その後、発泡トレーであらかじめ準備しておいた安定板や舵、フロートなど各パーツを両面テープでペットボトルの本体に貼り付け、最後に、油性ペンで好きな色を塗って、せん水かんの完成です。
スクリューを指で繰り返し回した後、本体を水に沈めて手を離すと、せん水かんはゆっくりと動き出し、周りから驚きの声が上がりました。船とは違ってスピードは控えめでしたが、本物のように静かに動きました。
この日お風呂の中で楽しむお子さんたちの姿が目に浮かびます。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。