2020年02月24日
凧揚げは昔、「いかのぼり」と呼ばれていたことを皆さんはご存知ですか?
日本の凧揚げは平安時代に中国から入ってきましたが庶民にも広まり大人気となったのは江戸時代になってからです。その頃は四角い形に長い足がついていたので「いかのぼり」と呼ばれていました。
ところが、江戸時代に流行した「いかのぼり」で様々な事件や問題が起きたため、幕府は「いかのぼり」禁止令を出したそうです。
しかし、町民にとって大人気の娯楽だったため「イカではなく、タコ」だと言い訳をして凧揚げをしたことから、そう呼ぶようになったそうです。
うそのようなホントの話です。おもしろいですね!
さて、水の科学館では、2月15日(土)に工作教室「カイトだこを飛ばそう!」を開催しました。
今回の工作の難易度はレベル5(最高難易度5)で非常に難しいものとなりましたので、難しいところだけスタッフが少しだけお手伝いをしました。
用意するものは、ビニール袋・竹ひご・タコ糸・セロハンテープ・両面テープなど身近にある材料を使いました。作り方は、まず、既にたこの形に切ってあるビニールに両面テープやセロハンテープを使って竹ひごを固定します。次に本体と中央のタコ糸を結ぶパーツを両面テープでくっつけるんですが、これが一回勝負なので慎重に貼る必要があります。後は、竹ひご同士が外れないようしっかりテープで固定し、それにタコ糸を結ぶと完成です。
参加者全員が隣接する公園へ移動して早速、凧を飛ばしました。
小さいお子さんも、親御さんの手を借りて楽しそうに飛ばしていました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。