2019年06月05日
水の科学館では、5月25日(土)に水の旅バスツアーを開催しました。
令和に変わって最初のバスツアーです。
当日は天候に恵まれ、絶好のバスツアー日和となりました。
ツアーはまず、水の科学館で地下水のしくみや熊本の水の文化などを見学後、バスに乗って出発。
最初に訪れたのは、菊陽町馬場楠井手の鼻ぐり、通称「鼻ぐり井手」です。ここには水を通すトンネル状の溝穴がいくつもあって、水力を利用して土砂や火山灰などが井手の底に溜まりにくい構造になっており、この穴の形が牛の鼻輪(はなわ)を通す穴に似ているところが「鼻ぐり」名称の由来とされています。
鼻ぐり井手公園交流センターでインストラクターの方から井手の構造や歴史などを学んだ後、実物を見学しました。
そして、隣接する公園で昼食を摂った後、次に向かったのは秋津町にある熊本市内で最も流入量の多い下水処理場、東部浄化センターです。ここの会議室で下水処理などの説明を受けた後、ヘルメットを被って水処理施設を見学しました。
最後に訪問したのは、サントリー九州熊本工場です。ここで担当職員からビールが出来るまでの工程(仕込み、発酵、貯酒、ろ過など)を順に説明があり、その後、お楽しみの試飲がありました。
当日、車を運転されない方には「ザ・プレミアムモルツ」など出来立てのビールをご堪能いただき、また、ビールの他にも数種類の清涼飲料水が用意してあり、参加者は大満足のご様子でした。
今回、参加された方々のアンケートには
「各施設とも私たちの生活に直結した場所であり有意義な行程でした」
「鼻ぐり井手を見学して感動した」
「浄化について興味がわいた」
など、好評でした。
ご参加いただいた皆さん、お疲れさまでした。