2018年06月06日
水の科学館では、5月27日(日)に第1回水環境総合講座を開催しました。
講師に熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター教授の川越保徳先生をお招きし、熊本の水循環や地下水が豊富な理由、地下水の水質の特徴などを優しい口調で、分かりやすく解説していただきました。
また、熊本の水道水がどのくらいの硬度(水の硬さを表し、主にカルシウムとマグネシウムの量によって決まる)か、試薬を使って実験し、熊本の地下水の水質や美味しい理由などについての説明がありました。
その後、水の飲み比べが行われました。
具体的には、熊本の水道水、熊本のミネラルウォーター「熊本水物語」、フランスのミネラルウォーター「エヴィアン」と「コントレックス」の4種類。
フランスの水は、熊本の水と比較すると、硬度が高く、味に少し違和感が残るため、参加者の皆さんはすぐに違いを感じられたようです。
なお、熊本市の水道水は、厚生省(現:厚生労働省)の「おいしい水」研究会において、全国3位だったそうですが、熊本の水が1番美味しいという専門家もたくさんいたそうです。
講演していただいた川越先生、それから、参加して下さった皆様ありがとうございました。